企業理念company philosophy
事業内容description of business
金型事業
精密金型向けにプラスチック・プレス・ダイキャスト・ゴム・シリコンといった幅広い分野の加工品を製造しています。
モールドベース・ダイセットの加工技術を核に、金型部品から3D加工まで事業を展開しています。
設備事業
組立自動機・設備治具向けのプレート・部品を材料・加工、表面処理までの完成品を製造する分野です。
単品加工から柔軟に対応できる体制で製造しています。
加工事業
お客様の加工工程の負荷低減や納期対応、設備のない分野の加工など加工単体のご依頼を受ける体制です。
マシニング・研磨・ガンドリル・ワイヤー・ジグ研・メッキといった加工分野は多岐にわたり対応することができます。
小椋工業の特徴company features
わが社は、金型業界で培った高精度加工をもとに、金型部品(モールドベース/ダイセット)や、自動機設備(ベースプレート)の機械加工品の製造に携わってきました。
切削加工においては、機械精度を長期的に維持することと短納期対応のため、工程別に専用機(荒加工~仕上)を設備しており、ドリル・ミーリング・ボーリング加工から三次元形状まで、あらゆる加工をしております。さらに加工精度の向上のため、安田工業のCNC JIGBORER YBM640Vを温度変化に影響されない恒温室に設備し、より確実な精度を実現することができます。
研削加工では、μ単位の精度で平行度・平坦度ともに加工することができ、機械保有台数を増設しながら、短納期にも対応しております。また、平面加工だけでなく側面の研削加工(6面研削)や溝研削などの多様なニーズにも対応しており、加工技術に自信を持っております。
機械精度や設備力、加工技術だけでなく、加工技術者育成にも力を入れており、長期育成を考え、若年者の積極採用を行い、人材教育計画に基づき、加工技術の基礎から精密加工までを習得できる環境をつくっております。小椋工業にとって、技術者の成長が会社の成長へつながるため、今後も人材育成に力を入れていきます。
デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況
デジタル技術が社会や当社の競争環境に与える影響について
建設業界の業務の進め方は属人的な要素が強く、職人技が重視されるなど、デジタル技術の導入やIT化が遅れている業界でした。
しかしながら人手不足が深刻で、情報システムを用いて業務を効率化しなければ、仕事をこなすことができないような経営環境にあります。人手の確保が困難な状況下では、情報システムの導入による作業効率の向上が、同業他社との競争力強化に直結すると考えております。
経営ビジョン
当社の社歴は長いため、創業時のアナログ手法が未だに継承されて使われていて、生産効率の悪い業務フローが散見されます。
これらを抜本的に見直して、生産性の向上を図り、利益体質の企業に変革させていきます。
経営及びデジタル技術等の活用の具体的な方策(戦略)
3D対応のCADソフトを導入し、CAMを工作機械に伝送する時間の短縮と、正確な加工指示が行える体制を構築します。
また、機械の稼働状況を見える化し、どの作業をどのラインでいつ行うのかという生産計画の立案と修正をシステム管理できる体制を構築します。
これにより、納期の短縮、作業ミスの削減、機械稼働率の向上が図れ、今の売上高水準でも十分な利益が得られる企業になります。
戦略を効果的に進めるための体制
代表取締役 小椋孝雄がCIO(最高情報責任者)に就任し、CISO(最高セキュリティ責任者)に小椋弘亜が就任します。
その上で、CIOをリーダーとした情報システム部門(プロジェクトチーム)を発足します。
プロジェクトチームには、システム開発会社のシステムエンジニアを社外メンバーとして迎え入れ、効果的なシステムの運用について議論するプロジェクト会議を定期的に行います。
また、プロジェクトメンバーにはITコーディネーターと、ITパスポートの資格取得を奨励し、受験費用の一部を会社負担すると共に資格取得者には手当を支給するなどして、積極的にIT人材の育成に努めます。これにより、1年以内にITコーディネータ有資格者1名以上とITパスポート資格者1名以上を情報システム部員に所属させます。
社内外の研修や勉強会に従業員を参加させ、情報システムに精通した人材を育成します。
会社概要company profile
- 創業
- 平成9年10月 有限会社 小椋工業 設立
平成16年10月 株式会社 小椋工業 設立 - 資本金
- 1000万円
- 代表者
- 代表取締役社長 小椋孝雄
- 役員
-
- 取締役本部長
- 池田龍也
- 取締役
- 小椋廣子
- 取締役
- 小椋弘亜
- 監査役
- 株本正人
- 社員数
- 42名 (2016年9月現在)
- 本店所在地
- 〒532-0032 大阪府大阪市淀川区三津屋北2目9番13号
- 工場所在地
- 〒561-0842 大阪府豊中市今在家町15-17
- 連絡先
- TEL:06-6866-2855 FAX:06-6866-2854
- メールアドレス
- info@ogura-op.co.jp
- ホームページ
- http://www.ogura-op.co.jp
- 主要取引銀行
- 大阪信用金庫豊中支店
三菱東京UFJ銀行十三支店
池田銀行服部支店 - 業務内容
- ①プラスチック金型部品(モールドベース含む標準品/特注品全加工)
②プレス/ダイカスト金型部品(ダイセット含む標準品/特注品全加工)
③自動機 組立治具 設備用部品の加工
④金型及び設備用鋼材の販売 - 主要取引先
- 電子部品、デジタル家電、自動車部品、医療機器、事務機
成形メーカー、金型メーカー各社 - 主要仕入先
- 双葉電子工業㈱、大同DMソリューション㈱、藤巻鋼材㈱
日立金属工具鋼㈱、ボーラー・ウッデホルム㈱
㈱ミスミ、パンチ工業㈱
沿革company history
- 1997年10月
- 大阪市淀川区(本社)にて、
有限会社小椋工業(資本金300万円)を法人組織にて創業 - 1997年12月
- 豊中市利倉にて工場設備し、コネクタ向け特注モールドベースで事業開始
- 1998年3月
- 豊中市利倉にて第2工場開設
- 1998年5月
- 豊中市今在家町にて新工場移転(現本社工場)
- 2003年9月
- インモールド金型向け特注モールドベース工場として、第2工場開設
- 2003年11月
- 資本金600万円に増資
- 2004年7月
- 協力会社ハラノ製作所設立のため、第3工場を開設
- 2004年8月
- 資本金1000万円に増資
- 2004年10月
- 株式会社小椋工業に 組織変更(改組)
- 2005年8月
- 協力会社ハラノ製作所が豊中市利倉に移転
- 2006年8月
- 組立・研削工場として、第4工場を開設
- 2012年4月
- 第2工場にて、三次元測定器の設備と測定室建設
- 2013年3月
- 安田工業CNC JIGBORER YBM640Vの恒温室設備のため第5工場開設
- 2014年7月
- マシニング・ガンドリル・平面研削盤を増設するため、第6工場を開設
- 2015年12月
- 豊中市今在家町にて、3D形状向けマシニング設備のため、第7工場を開設